10月 サウナと大衆居酒屋

朝一番で指定された病院へ。人生初のMRI。凄い轟音と動くなと言われた緊張で途中から寝てしまい気まずい思いをした。お会計7500円くらい。

病院後は予定通りに錦糸町の黄金湯へ移動。今日は男女入れ替わりの日で、女性が広いサウナを使える日なのだ。サウナブームで人がたくさん居た。お風呂は三つ。炭酸風呂、熱いお湯風呂、薬草風呂(今日は桃の葉)。炭酸風呂が良い感じで肌が生き返った気がする。サウナは狭くて7人が限界。外気浴のととのいスペースがあまり好みではない。椅子の配置を向かい合う感じでなう背中合わせにしたらどうだろうか。目の前ですっぽんぽんの女性が胡座で整っているのを見るのはちょっと。
最後に飲んだシークワーサーのクラフトビールが美味しかった。とても繊細で口の中に入れた瞬間にジュワーと爽快な気分になる。
サウナは貸切のコテージか、若者がいない近所のおばあさんオンリーのような感じの場所が落ち着く。私のお気に入りのサウナ探しは続く。

黄金湯を出て、バス停を目指して歩いているとレトロな食堂が。本日のランチ唐揚げ定食600円。
扉を開けると可愛らしいお婆さん二人が迎えてくれた。漫画コーナーに「女帝」がある時点で良い店だね。唐揚げはいたって普通の味でしたが、いいの!雰囲気が大事。

満腹、満腹と店を後にして、バス停へ。次なる目的地へ向かうのだ。

今日のメインイベントは泪橋の大林へ行くこと。下町酒場巡礼の表紙のお店。いつかは行きたいと思いつつ、なかなか行けず。こちらのお店は独自のルールがいっぱいある(携帯禁止、マスク禁止とか)、お客も店主がチェックしてダメならどんどん追い返されるらしく・・。(説明は面倒だから食べログとかグーグルの評価を見てちょ!)
恐る恐る古い木の扉を開けた。就職の面接よりも緊張する。いらっしゃいませも言われない感じでしたが、席に付いてわちゃわちゃしていたら荷物はここに掛けていいよとご主人が親切に教えてくださり、一安心。瓶ビールと牛モツ煮で乾杯。静かな空間は良いね。先客で1名、男性が居たけれど、本を読みながら静かに焼酎を呑んでいる。コの字型のカウンター、立派な神棚、土間。改築前の祖父母宅のような雰囲気。そういえば、私の亡き祖父も夕方4時くらいからNHKを見ながら瓶ビールを呑んでいたな・・・。今日は国会中継、衆議院の代表質問。立憲民主党の西村さんがお話をしていた。幼い頃、国会中継を見ながら「意味がわからないからチャンネル変えてー!」と祖父に文句を言っていたが、今はこんな不毛な話を続けて何になるのかと思う。偉そうに踏ん反り返って人の話を聞く態度から改めたらどうだろうか。国民の為に働かないなら政治家を辞めてもらいたい。一緒に無職にならないか!
瓶ビールが飲み終わったので退散。お会計は920円。せんべろ。